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指数チェックを自動化しよう！（長期金利など）

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指数チェックのルーティーンを自動化しましょう！

この記事の目的

毎日，チェックしている指数はありますか？

「じっちゃま」こと広瀬隆雄さんは，「10年債利回り」を毎日チェックすることの重要性を強調しています．

例えば，次のWebページなどでチェックできます．
日経平均先物 CME SGX 大取 夜間 リアルタイムチャート

しかし，

  • ほしい情報以外のことが混在して見にくい
  • チャートを見るのに操作が必要
  • 細かく見たい場合は，リンク先（Yahoo financeなど）に飛ぶ必要がある
といった使い勝手の悪さがあります．

そこで，今回は自分の必要な情報に絞って

  • チャートの表示
  • 現在の価格の取得
を行います．

この記事のコードは，Googleアカウントさえあればコピペして実行できます．また，ティッカーシンボルを書き換えれば，自分の好きな指数・銘柄にアレンジできます．

詳しくは，次の記事を見てください．

コード

まず，yahoo_fin をインストールします．

pip install yahoo_fin

次に，mplfinance をインストールします．

pip install mplfinance

必要なライブラリを読み込みます．

import yahoo_fin.stock_info as si
import mplfinance as mpf
import datetime as dt

ウォッチリストを作成します．ここでは，10年債利回り・VIX指数・為替レート・金価格・原油価格にしています．

取得するデータの期間も指定します（start から end まで）．

watchlist = ['^TNX',  # Treasury Yield 10 Years
             '^VIX',  # CBOE Volatility Index
             'JPY=X',
             'GC=F',  # GOLD
             'CL=F'   # Crude Oil
            ]
            
start = dt.date(2020,1,1)
end = dt.date.today()

データを取得・プロットします．

for ticker in watchlist:
    d_df = {}
    d_df[ticker] = si.get_data(ticker, start, end)
    print('{} ({})'.format(ticker, si.get_quote_data(ticker)['shortName']))
    print('live quote price: {}'.format(si.get_live_price(ticker)))
    mpf.plot(d_df[ticker], type='candle', mav=(5, 25, 200), volume = False)

実行結果

Google Colabにコードを貼り付けます．

Google Colab
Google Colab

「ランタイム>すべてのセルを実行」で結果が出力されます．

実行結果
実行結果


他の指数を見るには？

Symbolを取得して，上記watchlistに追加すれば，他の指数も扱えます．

コモディティのSymbolは次のページにまとめられています．
Commodities Futures Prices & Day Charts - Yahoo Finance

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