ラクーンホールディングスについてまとめています.
2021/03/04に2021年4月期 第3四半期決算発表がありました.
コロナの期間でもこまめにプレスリリースを出して情報発信していた印象があります.
【注目ポイント】
- 設立:1996.05,上場:2006.04
- 時価総額:705億円
業績
- 売上高:2019年〜【15〜30%成長】
- 売上営業利益率:18.39%(2019.04)→20.30%(2010.04)→27.07%(2021.04予)
事業内容
- EC
- 主力事業は【スーパーデリバリー】.流通額の増加に取り組む(商品ジャンル拡充,新規会員(国内・海外)獲得,客単価向上).コロナで対面営業ができなくなった企業が流入.
- 2021年4月期 第3四半期決算短信:プロモーション強化 (ex. 2020.12~ WEB CM),出展基本料を無料にし、システム利用料のみとする新料金プランの提供を開始.
- 2021年4月期 第3四半期決算短信:マスクと除菌グッズの割合が急激に低下し流通額が減少したが,通常商品であるアパレル・雑貨の流通額が順調に増加し,全体の流通額は前四半期比+5.3%.
- フィナンシャル
- 【Paid】2021年4月期 第3四半期決算短信:引き続き、加盟企業の稼働率の向上と売上企業単価の増加に取り組む.コロナ影響をうけた一部業種の加盟企業の取扱高が低下したが、稼働件数増加で全体の取扱高up.
- 【保証(T&G売掛保証, URIHO)】2021年4月期 第3四半期決算短信:長期化するコロナ禍を背景に、取引先の倒産・未入金リスク対策を検討する中小企業からの問い合わせが引き続き増加.地域金融機関との業務提携の増加ペースが加速.売掛保証サービスの需要の高さを実感.
- 【保証(家賃保証)】事業用家賃保と居住用家賃保証を株式会社ラクーンレント(旧ALEMO株式会社)に集約(2020/5).2021年4月期 第3四半期決算短信:知名度向上に取り組む.連携企業も順調に増加.
セグメント別売上
2021年4月期 第3四半期決算短信:
- フィナンシャル事業の費用:保証履行額が減少傾向で推移している現状を勘案→保証履行引当金、求償引当金及び貸倒引当金を見直した結果、フィナンシャル事業の売上原価率は低水準に.