VTIについて

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VTIを長期で投資することの魅力について説明します.

ほとんど知識がなくても投資できる上に,ほとんどの投資家がVTIのリターンを超えることができません.

VTIで十分な資産ができてから,個別銘柄に手を出すのがオススメです.

VTIとは?

特徴

VTIとは「Vanguard Total Stock Market ETF」のことです.

ざっくり言えば,

  • アメリカの株式全部をまるごと買うことができる
  • 超低コストで運用してくれる
という特徴があります.

※2021.10.31時点で4,124銘柄で構成されています.
Vanguard ETF Profile | Vanguard


超分散されているため,リスクを抑えることができる上に,ほとんどの投資家がVTIのパフォーマンスを超えることができません.

長期投資が前提であれば,「VTIを買って放っておく」ことが,最も手間をかけずに高いリターンを得るための良い手段になります.

リターン

年間リターンは次のようになっています.例えば,10年間投資した場合は,年間15.97%のリターンという見方です.

年間リターン
年間リターン

トータルのリターンは次のようになっています.10年間で+340% (4.4倍) になっています.
※上の年間リターンとの関係は,毎年15.97%のリターンを10年と言う意味なので「1.1597^(10) - 1 = 3.4 (=340%)」です.

累積トータルリターン
累積トータルリターン

チャートを見ると,コロナ後に急激に伸びています.つまり,上の高リターンはコロナ後の伸びに依存している部分が大きいので,注意が必要です.

10年間のチャート
10年間のチャート

実際,毎年の年間リターンをみると,リターンゼロやマイナスの年もあります.つまり,長期で投資することが重要です.特に,2008年のような年もあり得ることを覚悟しておきましょう(狼狽売りしないように!).

各年の年間リターン
各年の年間リターン

日本株ではダメな理由

分散が不十分

日本株だけに投資をすることは,分散投資の観点からオススメできません.

日本株全体に投資をしても,世界全体の6〜7%にしか投資できません.米国株全体に投資をすれば,世界全体の60%の株式に投資をすることができます.
世界各国のPER・PBR・時価総額 (毎月更新) - myINDEX

成長が不十分

世界をリードしている魅力的な企業のほとんどが,米国に集中しています.例えば,日本においても,Apple,Google,Amazonといった企業の製品・サービスがあふれています.

コロナ禍においても,Zoomなどの在宅関連,ワクチンなどの話題が出るたびに,アメリカの企業の名前が飛び交っていたことは記憶に新しいと思います.

VTIへの投資方法

日本株口座で投資信託を購入する方法と,米国株口座でETFを購入する方法があります.

楽天カードで投信積立

毎月の投資額が5万円より小さいなら,この方法がオススメです.

楽天カードで投信積立をすると,毎月5万円を上限に100円につき1ポイントの楽天ポイントをゲットできます.
楽天カードクレジット決済 | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券

上限額の5万円を積み立てれば毎月500ポイント!
楽天ポイントで500ポイントはなかなか大きいですよね.

さらに,「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」を積み立てれば,「VTI」相当のリターンが期待できます.
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 投資信託 | 楽天証券

VTI (ETF) を購入

楽天,SBI,マネックスなど,米国株を扱っている証券会社で口座を作りましょう.

ティッカーシンボル「VTI」で検索すれば,VTIを購入できます.