日本株のスクリーニング

このブログで紹介している銘柄の多くは,四季報ONLINEのスクリーニングで絞込んだものです.

ここでは,私のスクリーニングに対する考えを紹介します.

基本的な考え方

スクリーニングの目的

  1. 投資する銘柄の当たりをつける
    • 調査に使える時間には限りがあるため,銘柄を絞り込むことは重要です.
  2. 他の投資家のアイディアを吸収する
    • どうしてこの銘柄が話題になっているのだろう?という疑問を解決することができるかもしれません

活用法

他の人の銘柄選定方法を推測する

例えばTwitterやYouTubeを見ていると,「この人(達)はどういう方法で銘柄を見つけているのだろう?」と思うことがあります.このとき,スクリーニングを活用することで,銘柄選定基準を推測できる可能性があります.

スクリーニング条件として落とし込むことができれば,自分でも同じような銘柄を見つけられるようになります.

手順としては

  1. 選定銘柄を列挙する
  2. ある程度の共通項をみつける
  3. 上記項目でスクリーニングしてみる
  4. 思った銘柄が絞り込めるか確認する
となります.ある程度うまく行ったら,関連して出てきた銘柄をTwitterやYouTubeで検索してみましょう.もしかしたら,話題になりつつあるかもしれません.


例えば,今年はIPO銘柄が話題になりました.「上場年」を最近のものに絞ると,今年話題になったものが多く現れることがわかるでしょう.

注意

条件が多すぎると見落としが増える

特に慣れる前は,想定外の要因で銘柄が絞り込まれてしまうことがあります(例えば,ある期の特異な業績悪化,上場したばかりでデータが抜けているなど).

表示項目は多くしても,条件をつけすぎないことも重要です.

個人的なアイディア

個人的に,絞り込みで着目している点です.
  • 売上の伸び以上に利益の伸びがあるか
    • 売れば売るほど利益率が良くなる→業績の伸びが良い
  • 設立〜上場が最近のものは良い会社が多い
    • 上場まではやく漕ぎ着けている
    • 少数精鋭で機動的に動ける